2010年9月11日土曜日

おにぎりは案外難しかった

 時々車中泊で旅にでたときの一日をシミュレーションしてみることがあります。朝起きたら何はともあれコーヒーを沸かして呑みます・・・・・。なんてことを順を追って想像してみるのです。そこで思いついたのが、朝ご飯を「パックごはん」から、普通に米を炊くということです。米を炊くといっても電氣炊飯器を持っていくわけにはいきませんから、そこで圧力鍋が浮上してくるわけであります。
 先日の北陸旅行では「パックごはん」を作るのに圧力鍋を使用しました。「パックごはん」は電子レンジで温めるには2分ほどで済みますが、鍋で温めるとなると16分とかかかるわけであります。そこで圧力鍋に「パックごはん」を入れて圧がかかった時点で火を止めて、圧が抜けるまで放っておきますとそれで食べられるようになります。これはこれで大成功でありましたが、どうせなら、米を直接炊いたほうが旨いご飯も食べられるのではないかという思いが頭をもたげてきたわけであります。
 そこで今日の朝にさっそく実験です。自宅でご飯を炊くには何等問題はないのですが、旅先でご飯を炊くのは結構大変です。一番の問題は水であります。そこで安い焼酎が入っていたペットボトル4リットル2本を常に持ち歩くようにしています。それまで給水タンク等を使っていたのですが、水はペットボトルで持ち歩いたほうが便利だということがわかったので取っ手のついた4リットルが欲しくてわざわざ呑みたくもない安い焼酎を買って揃えたのです。
 その4リットルの取っ手つきペットボトル1本に水を入れました。蛇口を使わず2合の米を洗い、同量2合の水を圧力鍋に入れて5分ほど放置して、カセットガスを持ち出してきて火をつけ最高圧がかかった時点で蛍火にして5分ほどして火を止めて圧力の下がるまで待ちました。ここで特筆すべきはタイマーはiPhone4のタイマー機能を使ったことであります。これまで圧力鍋を持ち歩く時はTANITAのタイマーを別途用意していたのですが、これからはiPhoneだけあれば良いということになります。
 結果は大成功でした。2合の米はさすがに独りでは食べきれませんので、おにぎりにすることを思いつきました。おにぎりにしておけば応用範囲が格段に拡がります。

 はっきりいって、おにぎり作るのは難しかったです。これまでおにぎりは妻が作ってくれていたので、こんなに難しいものとは思いませんでした。自分ではどうにもならなくなって、寝ている妻をたたき起こして助けを求めました。そしたら実に簡単な方法を教えてくれたのです。ご飯茶碗にラップを敷いて、その上にご飯を適量入れて、梅干し等を真ん中に入れてラップの上から形を整えていく方法であります。大成功であります。朝にごはんを炊いて2食分を作ってしまうのですから合理的だと思います。次に圧力鍋を洗って収納してお終いです。かなりの量の水を使うように思われたのですが、たぶん1リットルも使わなかったのはないかと思います。これでまたお金がかからなくなる方法がひとつ身についたわけであります。

 これからしばらくの間は今朝の圧力鍋でごはんを炊き、おにぎりもしくはタッパーにご飯を収納するという作業を繰り返し練習していくことだと思います。

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