2008年9月20日土曜日

憧れのキャンピングカーがたくさんきたよ


 七入オートキャンプ場から帰宅して5日目になったんですね。実際キャンプは疲れます。5日たってようやく疲労が取れてきたようです。車から降ろした荷物もまだ完全には整理しきれずに玄関の廊下と居間に散らかったままになっています。当然家族からは白い目で見られています。
 今日辺りからボチボチと本格的に片付け作業をしようかなと思っています。それから、やっぱり料理もしないとね。だって圧力鍋が3個もあって、まだ何もしていないのです。これも白い目で見られる大きな原因ですね。うーーんここ数日白い目で見られることが多いような気がします。
 不思議ですよね、普段まったく家事なんかやらないのに、今回は8日間1日3回の食事を全部作ったのですから。今でも良くやったよなと思います。そこで思ったのが、タッパーって必要だということです。少し多めにおかずを作って取っておけば品数も多くなりますからね。それならば出かける前にある程度の料理を作っておきタッパーに入れて持っていけばかなり楽だってことにようやく気づかされたのであります。そんなことって思われるかも知れませんが、こんなことやって見なければわかりませんからね。
 それからもうひとつ包丁をちゃんとしたものに買い換えるべきだと痛感しました。これまでアウトドア用のまな板の中に収まる包丁を使用していたのですが、これがまたおもちゃのようなシロモノで使いにくいのです。これまで包丁のことなんて考えたこともなかったのですが、料理をやるなら一番に包丁を考えるべきだということに到達したのでありました。今後の課題は包丁とタッパーウェアーですね。
 3度3度の食事をまともに作るって結構時間がかかるんですね。朝食が終わって油断しているとすぐにお昼になります。野外では暗くなるのも早いですから、明るいうちに夕食の準備を整えておかなければなりません。これまともにやるとなんだか一日中食事の支度に追われているような感じになります。
 でもね、でもね、これって専業主婦っていう方は毎日やっていることなんですよね。そのほかに洗濯もあるし、掃除もあるしってことになりますから頭が下がりますね。それも土曜も日曜も祝祭日も無いんですよ。これも自分でやって見なければわかりませんね。
 それにもう一つ気づいたことなんですが、献立を考えるのが嫌になってきますね。これ毎日やったらノイローゼになってしまうんではないかと思います。だから主婦の方は旅館やホテルに泊って献立と料理から開放されることが最高のストレス解消なのではないかと思うのであります。うーーん今回はいろんな事に気づかされてしまったな。
 ついでだから、昨日ほろ酔い気分で圧力鍋についてきたレシピを見ていたら、じゃが芋サラダを作る時にジャガ芋って蒸かすんですね。知らなかったなぁ。これまで茹でていたんです。こんど試して見ようっと。
 またまたついでだから、人間って基本的に単に食うためにかなり多くの時間と労力を割いているということに気づかされたのであります。普段は誰かが食事を作ってくれます。誰かって妻であったり食堂の親父であったりするわけであります。だからなんの疑問も持たずに普通に旨いとか不味いとか、ひょっとしたら何の感情も持たずに胃袋に納めるだけだったりします。しかし、いざ自分でやってみるとこれが大変な作業だったりするわけであります。野外生活では誰も作ってくれません。自分でやるしかないわけですから、喰う寝る糞するの3大原則の重要性を必然的に気づかされるわけであります。なるほどわかったようなわからないような話でありました。ごめん


 キャンプ場に突然たくさんのキャンピングカーが登場しました。キャンピングカー仲間の集まりのようです。中には家が移動しているような大きなものもあります。憧れていますキャンピングカーものすごく欲しいのですけれどもマルビーな私には手が届きません。安くても500万円以上はするでしょうからね。
 昨年車中泊で北海道旅行に行ったときもたくさんのキャンピングカーを目撃しました。なかにはパラボナアンテナまで積んでいるのもありました。自動で衛星の位置まで回転するようであります。
 北海道で旅している方々って関西の人が圧倒的に多かったですね。大阪・奈良・京都って感じで、それも中高年の夫婦で回っておられるのが目につきました。いいですよね。のんびり夫婦で行きたいところにいって、生活するってたまらなく憧れてしまいますね。
 キャンピングカーって家そのものが移動しているようなものですから、たぶんすんごく快適だと思います。日常生活がそのまま移動するわけでありますから、最高なんじゃないかなと思っているのですけど、やったことがないのでそこらあたりが良くわかりません。それにほとんどの場所で携帯電話がつながりますから相手は自宅にいると思ってしまうでしょうね。
 私の場合も昨年知人から電話がくると、「今どこにいるの?」って必ず聞かれる時期がありました。昨年は一年の半分ほどを野外で生活していたのです。北陸だったり信州だったり北海道だったりで何かに取り憑かれたように彷徨っていたのです。その原因がなんだったのかはいまだにはっきりしていませんけど。たぶん人生にはそんな時期もあるんでしょうと思っています。

 今年はかなり落ち着いてきました。どこかに自分の拠点となる場所を見つけたいなという気持ちが強いです。自宅を拠点にっていうのは当たり前です。疲れたり怖かったりした場合はすぐに自宅に逃げ帰ります。暑い盛りには涼しい場所に寒いときは暖かいところにと考えていますがどうなることやら。
 暑い時期には檜枝岐村とか長野県の武石村とか拠点になる場所を見つけましたが、寒いときはどこにしようかと思っています。なにせスタッドレスタイヤを持ってないもんですから、雪の降る場所にはいけないのです。今うっすらと考えているのは、やはり地元の房総か、静岡あたりが温暖でいいのではないかということです。

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