2008年9月18日木曜日

七入オートキャンプ場 燃料編




 夏用のタープに内側から苦労してブルーシートを張り巡らしたのだが、最初の晩だけ泊ったけど後はただの物置と化してしまいました。真夏ならいざしらず、檜枝岐をなめてはいけません。寒くて寝られたもんでありません。結局他の7日間はヌクヌクと車のなかで熟睡してしまいました。けれど家族全員で行った場合は車での就寝は最大4人が限度ですので、小さなテントを2つほど用意しなければいけませんね。
 テントといえば、主に登山を目的にきていた千葉県白井市からの三人組のテントはもの凄かったですね。六畳ぐらいの広さに高さが3mほどもありました。モンゴルのパオのような感じのやつです。それで一番上が空気抜けのようになっていて、開閉できるようになっていました。これは中で焚き火ができいるようになっているのだと思いました。そのバカデカテントの中に三組の小さいテントを張っていました。昨年も三泊したのだそうですが、その時は雨に祟られたということで、万全な用意をしてきたということですが、どう考えてみても万全すぎますね。あまりに圧倒されてしまいまして写真を撮り忘れてしまいました。長期滞在するなら一考の余地があるなと思いまして、一人で設営できますかと聞いたら、一人では絶対無理三人でやっても大変ということでしたので、このテントは敢えなく却下です。



 炊事もやりやすいように炊事棟の脇に設営したのですが、ほとんどの荷物を炊事棟のなかに運び込んで、まるで自分達専用の炊事場のように使わさせていただきました。持っていった缶ビールも20本ほどをコンテナのなかに入れて水を出し放しにして冷やしました。これもほどよい冷たさに冷えて具合が良かったであります。

 カセットコンロなんですが、これは以前から気づいていたことですが、気温が下がりすぎますとガスが発生しにくくお湯を沸かすのも大変であります。ライダーKさんによりますと、あらかじめポットにお湯を入れておき、そのお湯のなかにカセットボンベをいれて暖めるのだそうです。なるほどね。私の場合は湯たんぽを使用しますので、そのお湯を使うことにしました。

 2日目の夜に新潟から登山にきていた人がブタンガス使用のコンロを忘れてごはんが食べられないと泣きついてきました。普段はカセットコンロで煮炊きをしていますが、用心のためにブタンガスのコンロとランプを持ち歩いているのです。「これでいいですか」ってそのコンロを取り出した時には安心と感謝の気持ちが顔にほどばしりでていましたね。良かった。
 ブタンガスとかホワイトガソリンを使う器機はあまり好きではありません。なぜかといいますと燃料が手にいれにくいのです。夏のシーズンにはホームセンターにも置いてありますが、シーズンが過ぎるとアウトドア専門店にでもいかないといけないのです。その点カセットボンベはコンビニでも売っていますから手軽です。
 いつもならお湯を沸かすぐらいにしか使わないのに、今回は煮炊き全部をやりました。そこではじめて気づいたのですが、カセットボンベって結構無くなるのが早いです。15本ほど持っていったのですが、まともに使用すると一日2本以上使ってしまいます。これでは8日間持たないなと思い、炭を併用することにしました。こうすることによって一日一本以下に抑えることができました。
 圧力鍋と炭でごはんが炊けないかと思って試しました。時間はかかりますがおいしく炊けることがわかりました。だいたい一番燃料がかかるのはご飯を炊くことですから、あまり急がないときは炭コンロの上に仕掛けてほおっておきました。そんなもんで炊きあがるからたいしたものです。それから煮物も圧力鍋と炭で仕上げました。一番成功したと思ったのは骨付き鶏肉と大根の煮物です。これはさすが圧力鍋というくらいにおいしいものが出来ました。

 炭もかなり大量に持っていったつもりですが、ちょっと心細くなったので檜枝岐農協で1k380円ってのを購入しました。この炭、火をつけるのは簡単なんですがすぐに燃え尽きてしまいます。ん?まるで私のような性格の炭だ。家から持っていったのは備長炭ですから火力も持ちもいいですが、なかなか火がつきません。当然この二種類の炭を使い分けることになりました。便利です。

 次に試してみたいのは豆炭です。レンタンっていうの自殺用ですから、せめて豆炭を試してみようじゃないかと思っています。豆炭アンカっていうのもネットで販売してますからたぶん買うでしょうね。


これ怪しい名人達が使っていた薪ストーブです。ホームセンターで4000円ぐらいで購入してキャンプ場に預けてあるみたいです。さすが遊びの達人です。やることがすごい。これならその辺にころがっている薪も使えるし、煮炊きもできるし、暖もとれますしね。

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