2010年8月24日火曜日

圧力鍋でパックごはん

 昼は外食をすることにしていますが、朝と夕方は基本的に自炊することにしています。夕方は自炊といっても、スーパーから総菜を買ってきたり、作るといっても、フライパンで簡単に炒めて済むものなどが中心ですから、ほとんど手はかかりません。それでも今回はなるべくお金を使わないということでパックごはんを持っていったのです。先日茨城旅行したときには朝ご飯も外食してましたから、夕方のおつまみを買う程度のことであります。車中泊なんてものはこの程度で十分なのです。昨年青森・岩手・秋田を回った時は、毎晩現地の居酒屋で呑み続けました。

 そうだこういう手もあるのだと思い出しましたので、標題とはちょっと違いますが書いておくことにしよう。一昔前だったら考えられないことなのですが、不況のせいなのか、繁華街の真ん中にも結構大きな駐車場ができておりまして、その駐車料金が結構安いのです。ですから、飲み屋の近くの駐車場に車を入れてしまい。戻ったらすぐに寝られるように準備をしておきます。青森でも八戸でも一晩駐車しておいてもたしか600円から800円ぐらいでした。だからいくら知らない街で酔っぱらっても安心です。それで次の朝は繁華街には必ず朝食をやっているところがありますから、そこで朝ご飯を食べて出発するのです。これはこれでたいへんに楽しかったです。地元の居酒屋ならそんなにぼられる心配もありませんからね。



 さて標題の「圧力鍋でパックごはん」についてなのですが、最近のパックごはんは結構おいしくなっておりまして、結構使うようになりました。また白いごはんだけでなく赤飯をはじめ、玄米だの各種混ぜご飯だのとさまざまなバリエーションのものが流通しており、かなりおいしくなっております。これがお勧めだなんていうほど食べていませんので推薦できるような商品はありませんが、どのごはんも間違いのない水準に達しているように思われます。私はどうしても米食でないとないと落ち着かないのですが、妻のようにパン食だと、もっと簡単に朝食を済ませられるような気もします。

 かなり便利なパックごはんでありますが、悩ましいのは電子レンジなら3分なのに、お湯を使う場合は15分などと書いてあります。鍋に入れて15分待つというのは車中泊ではかなりいらつく時間です。それならばいっそ炊いたほうが簡単なような気もしてきます。そこで思いついたのが圧力鍋を使ったらどうなのだろうかということです。この閃きを試すべく今回はわざわざ圧力鍋を持っていきました。



 諸般の事情によって結局パックごはんを食べたのは最後の日の朝1回だけでありました。それも、せっかく圧力鍋とパックご飯を持ってきたのに、一回も食べなかったというのはどうも格好がつかないんじゃないかということになり、試すことになりました。やってみたら大成功でありました。まずは圧力鍋に適当に水をいれて、これは本当にテキトーでいいと思います。この時はパックごはんを2個いれました。別にパックご飯に水がかかってなくても大丈夫です。蓋をしたら、圧力鍋のメモリが全部上がるまで待ちます。あがってきたら火を止めて圧力が下がるのを待つだけです。時間にして8分ぐらいです。これで驚くほどおいしいごはんができあがります。アウトドアには圧力鍋が最適というのは昔からの私の持論です。その持論をまた裏付けるような結果がでたわけであります。

 車中泊でもキャンプでも、使う道具を考える楽しさというものがあります。実際にキャンプや旅行にいく楽しさもありますが、行く前から、こんな道具があったら便利だろうとか、100鈞ショップやホームセンターにいってさまざまな商品を見て回って、なにかアウトドアに利用できないかなと考えてる時っというのは実に楽しい時間でもあります。また帰ってきたら、その経験から今回は何が足りなかったのか、何があればより快適だったのかと考えます。行く前、行ってる時、そして帰ってきた時と3度も楽しめてしまうのですから、最高の遊びだと思っています。また余所のキャンパーや車中泊の人の持ち物や創意工夫をじーっと観察することも大変にためになります。圧力鍋なんていうものに目をつけたのは、友人のinakさんがあるキャンプの時に圧力鍋にもつ煮込みをたくさん入れて差し入れしたときのことがヒントになっています。圧力鍋は蓋をしてしまえば中の汁は決して漏れることはないのです。前の晩に煮物を圧力鍋でつくり、そのまま車でキャンプ場に運び食べるときはそのまま暖めれば短時間で料理は済んでしまうのです。これほど便利なものはないと思ったのが圧力鍋を3個も購入するきっかけになったのであります。実際は1個で十分でありましたけれども。

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