そうなんです、川の流れる音で時々騙されてしまうことがあるのです。小用をやるのに雨の中は面倒なので、トイレの前までのりつける。ぶるっと体がひとゆれした後に車に戻って温度を見ると12℃であります。まだ自分の体温の残る寝袋に入って一眠りした。
明け方には小降りだった雨も「ようし、今日は久しぶりに降らしてやっか!」って感じで本格的になってきた。
目覚めたら管理棟の近くに大型テントが一張りたっていた。いつ立てたんだろうかさっぱり気づかなかった。しかし、なにもこんな入り口近くに張らなくても奥へいけばたくさんいい場所があるのにと思ったが、あの雨のなかよくこんなにしっかりと立てたものだと感心してしまう。いづれにしてもかなりのテダレであることは確かであります。
キャンプ場には私と同じ千葉県からきた二人連れと暗くなりかけたときに仙台からやってきたライダーさんがいる。大丈夫だろうかといささか心配になるけど、こういうキャンプというものこそが結構思い出に残るものだと思い余計な心配はやめにすることにして、メールチェックと朝湯に出かける。
ミニ尾瀬公園にはいつも車中泊者の車が1、2台はいるのだが珍しく誰もいなかった。
From 2007-07-13 |
昨日ちょっとだけ書いた「山ん中」というお店が気になってしょうがない。あんな生活ができるのなら最高だなと思うけど、私の場合は思うだけだな。山菜採りができるわけでなし、きのこはまるでわからんし、それに蛇こわいし、岩魚釣りとか山女釣りなんてなると苦痛以外のなにものでもなくなるし、料理もできないからお店も出せない。アウトドアが好きなんていったって私の場合はまったくの偽者で圧倒的な自然の前にはまったくの無力だということを今更ながらに思い知らされたのであります。
機会があったら徹底的に取材をしてみたいと思う。名刺をいただいたので無くすとまずいのでここに掲載しておこう。
お食事・喫茶・おみやげ・山菜・きのこ
山ん中
星 勇
〒967-0531 福島県南会津郡桧枝岐村砂子平
TEL・FAX 090-7068-2235
上記を打鍵していて気づいたのは番地が無いのだ。そうだよねしゃれじゃなくて本当に山ん中なんですから人家なんて周囲にひとつもないのですから。
次に気づいたのは郵便番号があるということです。郵便番号があるということは手紙やはがきが届くということではないですか。こうなってくると興味は益々そそられてきて、ではでは宅急便はどうなの、佐川急便は????
電気はきているのです。あんなところまで電気をひいてくれる東北電力はまっことエライのだ。電話は聞いた話ですが有線はきていません。携帯なんてとんでもありません。良くわからないのですが無線電話だそうです。
実際に住んでいる星さんには申し訳ないですが、これはメルヘンの世界ですね。店の前には結構広い駐車場があったので断って車中泊で2,3日過ごしてみたい誘惑にかられています。なぜかその駐車場には大型のスクリーンタープが張られておりました。
0 件のコメント:
コメントを投稿