2009年6月13日土曜日

岩ツバメ

From iwatubame

 七入の山々は益々その緑を深めていきまして、眺めているだけで癒されます。癒されすぎまして社会復帰が困難になっている気がしますので、このまま潔くここ七入の住人となり一生をこの地で送りたいと思っていますのでよろしくお願いします。
 前回写真を撮ろうと思い立ち望遠レンズを取りにいったりともたもたしていましたら、ぱったりと姿を現さなくなった岩ツバメであります。今回は用意周到にカメラの準備をして待ちました。それはそれで良かったのですが、撮影をはじめて重大なことに気づかされたのです。
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 その重大な問題とは、動きが速すぎて私のようなへっぽこカメラマンには手に負えないということであります。一応一眼レフカメラを使っているといっても、それは大きなバカチョンカメラにしか過ぎないのであります。確かに動きのないツバメは写すことはできますが、それは画像としてはひとつも面白くないのです。
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 ここにアップしてある写真は50枚ほど撮ったなかでの比較的良いかなといったものです。もう最後にはツバメを追うのはやめて、追っても早くてダメなのです。ですから適当にシャッターを押し続けて偶然に写ったのだけ採用ということにしたのです。それでもやはりダメでしたけれども。
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 こうして撮ってみるとプロのカメラマンっていうのはやはりたいしたものだなと感心してしまいますね。普段別に意識することなくプロのカメラマンが撮影した動画や写真を何気なく見ているのですが、こうして自分で係わってみると、やはりその技に敬意を払わざるを得ませんね。
 いつまでもバカチョンモードではいけないと思い、キャンプにでかけるときは一応カメラの解説書なんかも持ってはいくんですが、いまだ開いたことがないです。でも持っていくだけやる気があるということですから、それはそれでエライんじゃないかな。

 いま思いついたのですが、どうせデタラメに押し続けて写せた岩ツバメですから構図もへったくれもあったもんじゃありません。元の画像は結構大きいのだからツバメの飛翔している部分だけを切り取ってみたらどうだろうかと。そうすればはじめからツバメを狙って撮ったように見えるのではないかということです。
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 いやなに、それをやったからって別になんの意味もないのですけれどもね。ただやってみる価値はありますね。ということで切り取ったやつを貼り付けてみました。おっ!結構いけるじゃないですか。よしよし 何がヨシヨシかはわからないけどとにかくこれでいいのだ。
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 調子にのってもう一枚やってみた。いいじゃない。うーんこれからはこのテクニック(ってほどの事もない)を駆使してみるか。なんかいかにも最初からこのショットを狙ったような感じがするではないですか。実際は苦し紛れにむやみやたらにシャッターを押し続けたようには思えないね。
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 これらの写真を眺めていて気づいたのですが、水たまりがなんか湖か沼みたいに見えますね。実際は管理棟の前のアスファルトの上の水溜まりに過ぎないんですよ。そう以前に書いたおたまじゃくしがうじゃうじゃいる水溜まりです。

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 調子にのって更に範囲を狭めて切り取ってみた。これも結構いけますね。今回は新たなカメラテクニックを身につけたような気がする。シャッター速度がどうの絞りがどうのISO感度がどうのといったことは相変わらずわかっていないのですが、デジカメなんだから、気にいらなかったバンバンと捨てればいいということです。だから1回の撮影でメモリーカードが一杯になるまで撮りまくって偶然に期待するという方法です。100枚近く撮影できるので100枚を一応の目安にするということであります。メモリーは現在1Gbしか持ってないので今度は16Gbぐらいを買い足そうかな。
 そうかメモリー安くなったとはいえ17,400円もするのか。夏はキャンプ遊びを一生懸命しないとまずいから、ちょっと財政的にきついな。それにこれまで結構通販で買っちゃったからね。欲しいけどしばらくは自重しないとね。


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 11時頃までずーっとツバメを眺めて過ごした。いくら見ていても飽きないから不思議だ。ツバメを眺めて過ごした事なんてこれまでの人生で一度たりとも無かった。写真を撮るときに少しづつ近づいていったのだが、どうも彼等は私との距離を測っているらしく、ある程度近寄ると絶対に降りてこなかった。

 そういえば侑子さんが、女子トイレの入り口の上に巣を作られてしまったと騒いでいた。うんこしにいって、上からツバメにうんこされるかもしれません。ウンがいいとはこのことだ。
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