いや、本当にまいった。「大草原の小さな家」シリーズどっぷりとはまってしまって、抜けようにも抜けられなくなってしまいました。なんでこんなことになるのかは、自分でもまったく理解不能であります。
読み終わった本を数えてみたらすでに10冊もあったのです。最初の2冊は自分の本棚にあった古ぼけた文庫本でカーバーもない「大きな森の小さな家」からはじまってハードカバーの「大草原のちいさな家」でありましたが、手持ちのこの2冊を読み終わる頃からどうしても続きを読んでみたいの欲求を抑えきれずに、読み終わって次が無い恐怖に耐えられずに数冊ずつ毎日のようにAmazonで買い続けて、あらためて数えてみたら合計で12冊にもなっていました。
昨夜などは、このアル中男が酒も呑まずに夕ご飯をそそくさと終わったあとに、残りを読み続けたのです。自分でも信じられません。夜中の10時頃まで読んで、翌朝3時に目覚めるといきなり読書です。それもトイレに行くのももどかしく、生理的欲求に耐えられなくなってようやく仕方なく駆け込むといった状態であります。
若い頃はよくこんな読書をしていた覚えがあります。その頃の私は読書は体力勝負のスポーツだと考えていたのです。気に入った作家やシリーズがあったらお金と体力と気力の続く限り読み続けるなんてのはしょっちゅうでありましたが、最近はさすがにそんなことをやらなくなったし、やれませんでした。わたしのどこを探してもそんな体力も気力もなかったのですから。なんだか再びこんなことができる自分を発見して結構嬉しかったりしています。
ローラ・インガルス・ワイルダーが書いたのは9冊です。この他は娘のローズが書いたものや周辺の研究者が書いたものになります。それぞれの巻末にある資料を見る限りにおいては50数点は翻訳されて出版されていますね。それらすべてをあたる気力はありませんが、少しずつ収集しても面白かも知れません。
わが家への道―ローラの旅日記 (岩波少年文庫―ローラ物語)はローラが亡くなった後にローラの旅日記と娘のローズの文章が掲載されており、ここぐらいまでがシリーズとしてひとまとめにしておいていいのかも知れません。
本日読み始めたのが上記の本ですが、ローラが旅の途中で夫アルマンゾに書いた手紙を中心にまとめられていて当時のアメリカの様子やローラの思想を知るうえでは結構貴重なものであります。
あと数冊注文しましたが、すべて中古本になり出品者が違うためにいつ届けられるかわかりません。ほとんどがメール便になってしまうので毎日郵便受けを注意してないといけません。
本はこれ以上増やさないって数年前に固く決意して、すこしずつ処分してきたのですが今回はそんな決意はどこへやらで、また本棚をどうにかして空けなくてはいけなくなりそうです。
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