2009年8月16日日曜日

笑えないキャンプの忘れ物

 テントのポールを忘れたtakaさんの事を書きましたが、考えてみれば自分たちだって、かなり沢山の忘れ物をこれまでしてきているのです。

 缶切りや燃料を手始めに、炊事用の鍋、コップ、寝袋等々と数え上げればきりがないくらいです。北海道では用意してあった米20kを忘れて地元のスーパーではじめて「きらら」という道産米を購入して食べましたが、まずいだろうと思っていた米は案外いけるのには驚きました。
 現在使っている3つの鍋は長野キャンプにいった時に忘れていって買ったものであります。

 にわか管理人をやっていますといろんな忘れ物をしてくる人がたくさんやってきます。缶切りに包丁にカセットボンベにブタンにランタンにと、ブタンを除き全部私の私物を貸してあげました。あ!大型のテントにタープまで私物を貸したのですからたいしたものです。
 カセットボンベは1本100円で譲りました。もう値段なんて覚えていませんからね。高かったのかどうかは判断できません。しかし皆さんに感謝されて嬉しかったです。

 その気持ちすごくわかるんです。大抵忘れ物に気づくのはテントを設営して、これから夕ご飯の支度をするかって時ですからね。すでに夕刻はせまりつつあります。そこで忘れ物に気がついても時すでに遅しです。地獄で仏とはまさにこのことですね。そしてウスラバカのぽーはとうとうそのホトケになるのでありました。

 もし管理人がいない時などはお隣さんに声をかけてみましょう。キャンプにきている人々は大概善意で満ちている方ばかりです。恐る恐る声をかけても必ずいい返事がかえってきます。
 キャンプ場って他人の集まりですが、にわか長屋を形成しているような気がします。そこに温かい人情や助け合いのようなものが存在していることを強く感じているのですが、皆さんはどうでしょうか。

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