2011年5月10日火曜日

とりとめのないブログで、すみません

 昼過ぎまたは夕方ごろから本格的な雨になるということで、雨の降る前に散歩を済ませておこうと午前中にぶらりと家を出た。思いがけずに小さなさくらんぼの色づいているのを発見しました。もうさくらんぼが色づく季節になったのかと改めて季節の移ろいの早さに感心する。このさくらんぼ確かに小さいけれども食べて食べられないことはないだろうなと思ったりした。
 郷里の山形は実家はさくらんぼの本場でありますが、あと1ヶ月ほどすれば収穫の時期を迎えることだろうと、ふと思いは故郷の風景に飛んだ。あまり山形の風評被害を聞かないが、実際はどうなっているのか心配になってしまう。
 先日撮ったときよりは大分元気のなくなっている藤の花でありますが、この藤棚を見て急速に昨年百姓をやっていた秋田の仁別を思い出した。というのもそれまで藤の花というのは良く公園にある藤棚に咲くものしか見たことがなく、藤の花というものはもともとそういうものだと思いこんでいたのです。
 秋田市内から農園に向かう途中で、淡い花々が周囲の山々に点在しているのを見かけたのであります。同乗していたササキ仙人に、あの薄紫の花はなんだいと聞いたら、あれは藤の花だよという答えが返ってきた。
 その藤の花が咲いているところ、子細に観察してみますと、そこには華麗な花の様子とは違って、大きな木に抱きつくようにしてグルブル巻きにしているのです。藤ってもともとは弦のような植物なんですね。なんか寄生虫のような植物だということは初めて知ったのでありました。

 今日の写真は昨日のものと比較すると、結構鮮やかな色で飾ることになりました。偶然にこうなっただけで決して意識したわけではありません。最終的には自宅から20分ほどの場所にある須和田公園にいきました。そこには小さなバラ園がありまして、そこのバラが少しだけ咲き始めていました。
 意識して毎日カメラを持って散歩をしていますと、結構季節によって撮れる草花はあるのがわかってきます。公園のバラもほんの少しだけ咲き始めたということは、これから結構長い間被写体になるということでありますが、被写体に困ったらこの公園にくれば良いことになります。
 バラの花も楽しみでありますが、梅雨も近くなってきますと、私の好きな紫陽花の季節になります。紫陽花は私の好きな花のひとつでもあります。
 これまで、写真を撮るというのは晴れた日の明るい日差しのなかでしか撮れないと思いこんでいたのですが、どうもそうではなく、曇りの時は曇りなりの写真が撮れるものだと気づきました。ならば雨の日の風景だって工夫しだいで結構面白い写真が撮るれるのではないかと思うようになっています。具体的にどうすればいいのかはわかりませんけれども。そのうちに挑戦してみたいと思います。

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