この非常時にのんびりと寝袋のことなんかを書いていいのだろうかと思わないこともないのですが、私の周囲の普通の人々と会話をしてみると、私以上に危機感と問題意識を持っている人が多いということがわかってきて、なんとなく安心もする。
一番問題なのは無関心ということだと思う。具体的な行動を起こそうと思っても、私をはじめ普通の市民は無力なのです。その証拠に何が正しいのか、何が間違っているのかを判断する正しい情報をほとんど持ち合わせていないということです。結局、基本的には何もできないということです。だからといって原発問題から目をそらすということではなく、関心を持ち続けることがもっとも大切なことであるし、それしかできないということだと思います。
「私は繭に包まれるようにして眠りたい」と題してブログを書いたのが2011年2月18日金曜日となっております。このころは放浪するための準備に明け暮れており、すべてが、今年の旅のことだけを考えていた時期であります。
そんな時にダブルの羽毛布団セットも購入しました。これは後部座敷に万年布団として敷いておき、いつでもどこでも簡単に寝られるようにと画策したものですが、これは一度だけ試しに寝ただけで、押し入れにしまい込んでしまいました。
おそらく、来客用となってしまいそうな気がします。それで今回はダウンの寝袋の話になります。
なにせテントを買ったら家族の顰蹙など何するものぞということで部屋のなかに貼って、しばらくはその中で寝泊まりしているような奴ですから、寝袋を買ったら当然その中に寝るなんてことは当たり前のことなのであります。ということであれから毎日この購入したダウンの寝袋ばかりを使っています。
なにせこれまでの寝袋などはホームセンターで購入した化繊でできている安物のしか使ったことがありませんでした。寒いところではそれをダブルにして使っていました。若い頃にはそれで寒さを感じることがなかったのですが、老いてきますと結構寒さを感じることになります。寝るときに寒さを感じるというのはたまりません。
ただひたすらに寒さに耐えて夜明けを待つなんていうのは最悪な事態で、絶対に避けなければいけないことだと思っています。寝るときは自宅にいる時以上に快適でなければいけないと思っているのです。そうしないと旅そのものが最悪なものになってしまいます。
毎日ダウンの寝袋に寝はじめたというのは、もちろん旅に出たときに始めて使用して戸惑うことが無いように、この寝袋に慣れておくという意味あいがありました。それは最初の頃であります。最近はこのダウンの寝袋の寝心地の良さから離れられなくなってしまっております。二月に使用し始めた時に比べれば夜間の温度は大分上昇してきています。そうなると、この熱を逃がさない効能が逆に暑くて眠れないという現象を引き起こすのではないかと懸念されたのですが、今のところはまったく心配することがなく、相変わらず心地よい寝床を提供しつづけてくれています。どうもダウンが熱調節をしているのではないかと思えてきます。このあたりはまったく素人なので確証は持てませんが。それでも真夏になったらそうもいかないだろうなと思っています。しかし、これほどの威力とは知りませんでした。これはあくまでも自宅で使用した感想であります。実際に表ではまだ使ったことがありませんので悪しからず。
尚、写真にあるロゴス(LOGOS) ダウンアリーバは残念ながらすでに売り切れており、入荷待ちになっております。私はこれを16000円ほどのアウトレット商品として特価で手に入れました。同程度のダウンのシュラフならば間違いないような気もします。
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