2011年5月28日土曜日

HONDAの純正カーナビが動いた

 本日はちょいと用事があって、水戸市まででかけることになりました。先日購入したiPhone用のカーナビを試すには絶好の機会であります。お昼ごはんを食べてから、例によって一般道をのんびりちんたらと走って目的地へ向かいました。土日の高速道路千円は確か今月までだと思ったけど別に急ぐ道中でもございませんのでお気に入りの音楽を聴きながら、妻とは普段できない世間話なんかを交わしながら走ります。
 以前にも書きましたが、もう一度ここで復習の意味で経過を簡単に説明しておきます。HODAの純正カーナビが徹底的におかしくなったのは、充電しようとバッテリーを外したことが原因でありました。充電が終わってエンジンをかけたのに、これまで記憶していたであろう、カーナビのOS(基本ソフト)がまったく立ち上がらなくなったのであります。
 これまでも結構調子が悪い状態が続いておりました。というのもカーナビ自体は立ち上がってくるのですが、DVDの地図データの読み込みが遅くなってきていたのです。最初は「あれ?なんか立ち上がりが遅いな」なんていう程度だったのが、だんだんとひどくなり「DVDは結露または汚れによって読み込めません」なんていうのがでてくるようになって、しまいには15分ほど走ってようやく読み込むなんていう状態でありました。最後には30分ほどでやっとなんていう状態でありました。
 近所を走っているぶんには何ら影響はないのですが、知らない土地で次の目的地に行かなければならないなんていうときは笑いごとではありません。でも笑っていましたけれども。
 それでも、カーナビのOSが立ち上がらないなんていうことは一度もありませんでした。私はこれまでカーナビの機器そのものに基本ソフトがロムで組み込まれているものだとばかり思っていました。今回のことでわかったのは、HONDAのナビはDVDにOSがあり、それをメモリーで記憶しているということです。だからバッテリーを外したら記憶していたOSが全部消えてしまい、再びDVDにあるOSを読み込みにいこうとしたのです。
 ところがです、以前から読み取り部分が不調だったのでOSそのものを読まなくなったので、まったく役に立たなくなったということであります。
 考えてみればHONDAのこのやり方のほうが絶対に正しいですね。OSをROMで持ったならば、基本OSのバージョンアップはできないということになりますね。この方法ですと地図データのバージョンアップにあわせてOSのバージョンアップも行えるわけでありますから。

 それでナビが動作した話であります。30分ほど走った時点でDVDを抜いて再度入れてやったのですが、まったく変わらずで読み込んでいきません。それでまた1時間ほどたって駄目もとだからと同じことやったら、なんとこれまでの画面とはまるで違う画面が出てきて読み込み始めたのです。読み込み終わったら、これまで何事もなかったように動作しはじめたのであります。
 返してiPhone用のカーナビ代金6000円。ま、しょうがないですね。予備のナビとして使います。結局水戸のホテルにつくまで2つのナビが競合することになりました。
 そこで徹底比較をやることになりました。もう少しこの2つを比較してみないとわかりませんが、iPhone用のカーナビは思っていたよりも高性能であります。ルート選択なんかはHONDAのより優れているような気がしますし、リルートのやり方も優れているように思われます。欠点は画面が小さく信号のたくさんある街になると見づらいです。音声ガイダンスもかなりきめ細かいのには驚きました。HONDAの純正ナビに劣ると思われるのはVICSに対応してないという点であります。もっともHONDAのは対応しているといっても抜け道マップを表示するわけでもないのでそれほど役にたつといったものではないですけれども。

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