あまりに良い天気で困ってしまった。

あまりに天気が良くて困ってしまった。秋田から山形にはいつきたんだっけ、もうよく覚えていないけど、山形にきて最高の天気になっている。しかも日曜日なのであります。別に農作業をするわけでもないし、キャンプをしているわけではないので天気が良くても困ってしまうのであります。いつもの癖で天気が良いとおもてに飛び出さなければいけないような気になってはたと困ってしまったのであります。

稲の刈り入れも半分ぐらいは終わっているでしょうか。田んぼに囲まれている道路を通ると稲の香りがしてきて、懐かしい気持ちにさせられます。おお！俺はまぎれもなく日本人だったのだと思い起こさせてくれる瞬間であります。


　お昼時になると借り入れ作業をしている農家のおじさんはお昼を食べに帰宅します。弟が「わざわざ家に帰って食べるより、この田んぼで食べたほうがよほど旨いだろうに」といいますので「なに？この田んぼで一人コンビニ弁当をくえってか！？」

　私が小さかった頃は借り入れの時は、親戚や親しい近所の人たちが手伝ってくれて大勢でやりました。そして昼ご飯は田んぼの隅にムシロやゴザを敷いてみんなで食べたものです。その時のごはんのおいしさは今でも忘れることができません。
　今は機械化が進んでいますから、コンバインを使ってほとんど一人ですませていますから、昔のお昼時の光景を目にすることはありません。



　この人形数年前から気になっていたのです。この趣味の悪さはどうでしょうか、これが道のあっちこっちに立っているんです。夜に走っているとウスキミ悪くなってきてしまうのです。


　いつか写真にとってブログにアップしてやろうと思っていたのですが、この人形を撮るためだけにわざわざ車を停止させるのも面倒だったので、いつも通り過ぎていました。


本日は天気も良かったので気持ちが動いたのかもしれません。急に車を停止させませたら、隣に乗っていた弟のクニプーが驚いていました。何もいわずにカメラを手に長年の宿敵にやっと巡り会えたように一心不乱にバシャバシャとシャッターを切り続けました。


結構この通りは車の往来も多くて、それぞれの運転手は不審な目を私にむけて通り過ぎていきました。何も知らない人からみればけっこううろんな爺さんにみえたでしょうね。
大きな写真でみるとそのグロテスクさが際だちますね。これを決定した責任者はどういう感性をしているんでしょうかね。