このブログの最後の書き込みを見ると9日の日にきているらしから、すでに1週間が過ぎている計算になるんですね。農家の仕事というのは、キリなくあるものでありまして、気になりだしたら際限なく仕事をし続けるはめになります。それも、すべて自分の肉体を使わなければならないものばかりでありますから、体力というものをまったく持ち合わせていない私は毎日戦々恐々とした思いでいたのでしたが、心配していた筋肉痛も日を追うごとにその度合いが和らいできているように感じます。少しだけ体が慣れてきたのかも知れません。
現在だあれもいない農園の真ん中に一人で住んでいます。電気も水道もありません。暗い夜にはLEDの懐中電灯2つだけが頼りです。10月のなかばともなりますと、5時をちょっと過ぎますと待ちかまえていたように暗くなってしまいます。だから日が落ちる前に夜にやらなければいけないことは、暗くなるまえにすべて終わらせておかないと大変なことになってしまいます。
こうした生活を続けていますと、自分はいかに電気に頼る生活をしているかが理解できます。電気がなければなにひとつできないのです。パソコンも電気がなければただの箱ですからね。これまでブログを更新しなかったのは、パソコンの電池を充電するのが煩わしかったからにすぎません。
そんな原始的な生活から一歩抜け出せそうなのです。昨日東北電力が10人以上もきて電柱を2本立てていきました。後3本は16日の日に立てるようであります。それですぐに電気が使えるようになるかというと、東北電力の検査があり、それが終わってからようやく使えるようになるそうです。来週の初め頃には電気の恩恵に預かるようになれそうです。
昨日は電柱の立てる様子が気になって、農作業も手につかず眺めていました。重機だ大型トラックだダンプだと、その陣容は私が思っていたよりかなり大がかりなもので感激してしまいました。人里離れた農場の真ん中のちいさな掘っ立て小屋のついに電気がとおります。これには感動して思わずウルウルしてしまいました。
本日は内線工事の電気屋さんがやってきて工事をしていました。本日は携帯の電池もランプの電池もiPodの電池もかなり危ない状態になったので、車のエンジンを回して全部の充電をしています。ついでだからパソコンも動かしています。そして、久しぶりにテレビも見ているということであります。
来週にはきっとこんなことをしなくてすむとおもいます。
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