農家が教える混植・混作・輪作の知恵―病害虫が減り、土がよくなるはなかなかの優れものだと思う。まずは目次を紹介しておこう。興味のない人にはなんじゃこれはと思うかも知れないが、私には宝の山に映ってしまうのだ。実践するにはかなり難しそうではありますが。
tatsumifamily さんから以下のようなコメントをいただきました。ありがとうございます。
> 比内地鶏いいですねー。でも…、ミツバチやってみませんか?畑の作物にもいいですし…。
ミツバチいいですね。体力的に余裕があったらやってみたいモノのひとつであります。昨年は大量にミツバチが死にましたね。しかも世界的にね。その原因がひとつでないのが問題らしいです。もちろん大量の残留農薬も原因のひとつらしいですけれども。
養蜂業ってのは昔からあこがれの職業でしたね。花を求めて、日本国中を渡り歩くなんてのは、アウトドアの局地だし、私のように放浪癖のある人間にとってはぴったりの職業だと思っていました。実際はそんなに簡単ではないと思いますけれどもね。
目次
- カラー口絵
- 伊勢村文英さんの混植畑
- 混植、混作で作物が育つ
- 家庭菜園の混作
- 雑食緑肥で土作り
- 焼畑の輪作と文化
- はじめに
- Part1 混種、混作、間作で作物をつくりやすく
- 【図解】混植・混作
(病気や虫が減る組み合わせ/バンカープランツ) - 【図解】知って得するコンパニオンプランツ大集合!
(まずはおなじみネギ・ニラ混植/相性のいい作物) - 【図解】香り混植 虫が好きなニオイ、嫌いなニオイ
害虫は作物のニオイで寄ってくる/害虫を減らす「香り混植」いろいろ/虫の成長を阻むニオイ/促すニオイ - 間作、混作で土が流れない
- カマキリがいる畑は害虫が少ない
- コンパニオンプランツ(共栄共作)の知恵
- 混播、混植で無農薬
- 混播、混植、米ぬか活用で健康野菜
- 天敵が増える畑のデザイン
- 作物の相性をいかして混作・輪作
- ハーブでねぎのスリップス・ヨウトウムシを防ぐ
- トマトのオンシツコナジラミにバジル
- ハーブの害虫忌避作用と生育促進作用
- わしはコンパニオンプランツにほれこんどる
- すいか・メロン産地で広がるねぎ混種
- にんにくを一緒に植えたら、いちごのアブラムシが消えた
- ナギナタガヤ
もう病みつき!りんご、ナス、ブロッコリーの畑にも播いてみた - マルチムギ
麦を自然倒伏させてマルチに利用 - 間作業体系
うり類、トマト、とうもろこし、さつまいも、落花生・・・ - 他感物質とその農業利用
- アレロパシー物質と植物の検査
- 【図解】混植・混作
- Part2 輪作、緑肥が栽培の基本
- 落花生輪作・混作できゅうりのセンチュウ退治
- だんだん土がよくなる輪作体系
- イネ科作物の輪作で土づくり
- 水田輪作で野菜も稲も無農薬
- センチュウ害を減らす輪作組合せ
- 極上漬け物は畑の土にあった自家種と緑肥から生まれる
- えん麦、ソルゴー、レタス、小麦、とうもろこし輪作で病害虫予防
- 焼畑復活!
- 日本列島の焼畑
- 粟--大豆の連作
- Part3 輪作の原理
- 中国古代の作付体系の特色
- 奈良盆地の田畑林換栽培
- ヨーロッパの輪作体系の変遷
- 共生微生物から見た輪作体系
- 麦・ソラマメ・緑肥で窒素の流失を防ぐ
- 夏作物と冬作物の養分吸収戦略
- 土と作物間で起こるさまざまな養分吸収システム
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