これから読もうとする本がまだ四冊半ほどある。この半というのがいかにも中途半端であるけども途中まで読んでしまったという意味であります。なんだか未読の本の在庫を抱えているというものは幸福なものだとしみじみ感じます。
直接書店に行ってブラブラ本をながめて歩くというのも楽しいのですが、思いついた時に検索して物色してそんなに時を経ずして手元に届くっていうのは最高の贅沢だと最近思います。
私の故郷に本好きなおじさん夫婦がいます。年は90歳近くなります。車の免許も持ってません。でもこの二人は死ぬほど本が好きなのです。しかし本を買うにはタクシーを飛ばして40分から50分ほどいかなければ買うことはできません。住んでいる近くには小さい本屋さんだって無いのです。せめて小さい本屋さんがあれば時間はかかるけど取り寄せることができます。それもできないのです。
近くに住む私の弟がパソコンを持っているから、それに頼めというのですが、どういう仕組みか理解できないのか、遠慮があるからなのか未だに頼むことをしていないようであります。
だから私が帰省した時は必ず本屋さんにいくなら連れていきますよと声をかけるのです。それでも年に一二度の話ですから当然在庫は無くなってしまいます。だからなんどもなんども読み返すことになるのです。私も読まなくなった本を送ってあげたいとも思うのですが、ジャンルがまるで違うもんですからそう簡単にいかないのであります。
宅急便とネット通販が発達して本当に良かったなと思う今日この頃であります。日本中どこにいても読みたい本を探して注文することができるシアワセを心からありがたく思っています。
こんどどの程度の早さで注文した本が届くのか檜枝岐村や秋田市で試してみたいと思っているのです。本屋さんさへ近くにあれば恐いモノなしです。私の場合は持ち歩いているノートパソコンの中に巨大な日本一いや世界一大きな本屋さんがあるのですから最高ですよね。
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