
まだ喜多方のずーっと手前を走っていた。たぶん県境を越えてはおらず山形県であったと思う。
突然視界に飛び込んできたのは濃い緑の中にぽっかりと浮かぶ白い飯豊連峰であります。どこかで写真を撮らなければと焦りながら走り続ける。車というものはこういう時に実に不便なものでゆっくりと撮影場所を選んでいる暇がない。ま、こんなもんでいいかと数枚だけ撮る。
月山の神々しいとしか言えない姿を見たときもかなり焦ったが駐車できるところが無く断念する。

厳しい寒さの檜枝岐に比較すると下界はすでに初夏の雰囲気。休憩もほとんど取らずひたすら檜枝岐を目指す。まだ大型テントとタープを回収しておらず、それが終わらない限り帰宅できないのであります。全部の回収を終えて星さんに挨拶をして帰宅の途に着いたのは午後6時近かった。
途中コンビニに寄ってビールと簡単なつまみを購入し、晩酌してそのまま倒れ込むように寝込む宇都宮の近くであったが、寝袋をWにしてあったので起きたら汗ばんでいた。
それから4号バイバスをひたすら走る。夜中の国道は長距離トラックでいっぱいだ。それがまた飛ばすこと飛ばすこと。80kmなんてザラ ふーーんそんなのアリなんだと思い100km近くで走り続けたら午前3時についてしまった。昼間走行するときは捕まりたくないから制限速度の10km増しぐらいにしているけど、毎日走っている職業ドライバーがこれだけ出しているのだから大丈夫だろうと思ったわけだ。
たぶん 結構危ない判断だったとは思う。別に急いで自宅に戻らなければいけない理由なんてなかったのに。それがね人間おかしなもので一旦100kmぐらいで走り出すとおかしなことにゆっくり走れなくなってしまうものなんですね。アブナイ アブナイ
0 件のコメント:
コメントを投稿