2009年5月17日日曜日

大洗高校マーチングバンド部ブルーホークス

 標準レンズだと遠すぎて顔がわからない。そこで望遠に変えてみる。これがまた難しい。焦点がどうしてもラッパにあたってしまい、肝心な顔はぼけてしまう。それに望遠はテブレが激しくてなかなかシャッターが押せない。ようやく焦点があってシャッターを押そうとすると、狙った被写体はもうそこにはいないのです。なんかやたらとフォーメーションが複雑で、ちょこまかと動き回るのが激しくて・・・・・。それから体育館の蛍光灯の光の中では全部が黄色に包まれてしまいます。ようやくやり方を牧原君に教わって現像したのがこの下の2枚です。
写真の難しさを存分に味わわされた一日でありました。
 昨年購入してあったICレコーダがようやく役にたったかに思えた。しかし普段使い慣れていなかったので約1時間の演奏のうち最後の7分程度しか録音できなかった。しかし収穫はあった。その7分間の音の品質がとても良くてとてもこれほど簡単な装置で捕ったとは思えないほどです。次回に備えてカメラと録音の練習をしておこうと思った。

 総勢60名ほどの部員の一糸乱れぬ演技と演奏は感動的であります。まだ1年生は慣れていないということで、リズムセクションは固定したままでありました。演奏した曲も5曲ほどであります。しかし、たった1ヶ月でここまでやれるようになるのかと驚いた。中にまったくの素人が5人ほどいるというのも驚きです。娘も中学でブラバンをやっていたがレベルがまったく違うので素人同然であります。

 とにかく楽器が重くて1時間支えきれない。最初は1分でも支え切れなかったそうです。今でも死にものぐるいで持ち続けているそうです。一人だけ楽器が下におりてくれば目立ちます。重い楽器を支えることだけに集中していると音が狂ってくるのだそうです。まだまだ演奏できるレベルではない。楽器をささえるだけの体力づくりの段階なのです。


 複雑なフォーメーションをよくぞ覚えたと感心する。あれだけの統制が取れているチーム内で一人だけ転んだり、ぶつかったりするのではないかと演奏なんてそっちのけでハラハラドキドキであります。1曲終わる事に胸をなで下ろしておりました。なんだか親のほうが疲れる。

 一年生にとってつらいのは、気をつけの姿勢でじーっと1時間あまりを我慢して立ち続けることだそうです。自分たちの出番がなくてもリラックスした姿勢でくつろぐなんてことは出来ないのであります。この一年間で一番覚えなければいけないのは同じ姿勢を続けることだそうです。



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