2013年8月20日火曜日

今晩か明日早朝に出かけるというのに、まだどこへ行くかを迷っているのです。

 吹く風にほんの少しだけ秋を感じています。とは云っても、まだまだ結構暑い日が続いていますけれどもね。これは多分にして私の希望的な観測に過ぎないのかも知れません。
 昨日はディラーでちょっとした不都合な事が発覚して車の整備に結構な時間を取られてしまいました。それにしても今度の工場長は面倒見が良いのに感心してしまった。そんなことなら、もっと早くから準備をすればいいのにとは思うのだが、いつもギリギリになるまでやらないのは多分私の性格なのでしょう。

 とにかく今日中に旅の準備を終わらしておかなければ、と少々焦りに似た気持ちで荷物を積み始めた。昨年の秋に新潟・秋田・山形をまわって以来の旅なので、すっかりその段取りを忘れてしまっている。
 いやはや、車と家の往復をするだけで汗だくになってしまう。だから少しずつ運んでは休み、少し運んでは休みをゆっくりと確実に繰り返しました。
 やっている内に段々と準備の仕方を少しずつ思い出してきて、旅の荷物も案外ひとつのところにコンパクトにまとめてあったりして、ほんの1時間ほどで終わってしった。これは軽く今日一日かかるかも知れないなと思っていたので、ちょっとだけ拍子抜けしてしまった。
 考えてみると、車中泊をやり始めた頃の道具はかなり大掛かりの重装備でありました。移動手段が車だからというのもありますが、あれも足りないかも知れない、これも欲しいという具合にどんどんと過剰装備になっていったのです。そのうちに旅の回数を重ねるにしたがって、これとあれは切り捨てて、これはもっと小さいものをという具合にどんどんと余分なものを削ぎ落としてしまってシンプルになってきたのです。
 基本的に寝る場所は、すでに準備してあるわけですから、後は食事だけの問題であります。食事は日本中にコンビニ・スーパー・ファミレス・ファストフードと揃っているのですから何も困ることはないのであります。ただ出来合いの食事だけで全部済ませてしまうと結構わびしいものがあるのです。
 だから、食事を自分たちで作って食べるというのは贅沢なことなのです。それで全部出来合いの食事にする気にはなれず、ゆったりと時間をかけて自分たちで食事を作って味わうという時間を必ず取るようにしてあるのです。そりゃあ食事の内容が貧しいのは日常生活と同じでありますけれども自然の中で食べるのは贅沢な味がしますから、すごい幸せを感じる時でもあります。
 こんなに切羽詰まってきたのに、まだどこへ行くかを決めかねて迷っているのであります。ただこの迷いって車中泊だからできるかなり贅沢な迷いなわけでもあります。逆にいいますと行き先をまったく制限されていないというわけであります。

ひょっとしたら、家を出発してもまだ迷っていたりしてね。うーーん

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