2013年8月5日月曜日

ちょっと、あの丘のさきまで

 天気予報が予想したとおりに、昨日は結構温度が上がってきました。ただ、まだまだ猛暑というほどのことはなくて、エアコンを使うほどのことではありませんでした。家自体は風通しが良くて、窓を開け放しておけば、鎮守の森から這い上がってくる緑色の風が、かなりの勢いで吹き抜けていきます。だから、ちょっとだけ扇風機の助けを借りればそれで済んでしまうということが多いのです。
 それでも、猛暑となるとそうはいきません。そんなに甘くはありません、そういう時って風も吹かないし、全体に暖められて、淀んだ空気がどんと居座ってしまい、決して動こうとはしなくなりますからね。そんな時には決して頑張りません。別に我慢比べをやっているわけでありませんから、すぐにエアコンのスイッチを入れてしまいます。入れたら最後決して消すことはありません。夜になるまでそのままであります。それでも設定温度は27℃から28℃にしてあります。それに扇風機を併用します。エアコンと扇風機を組み合わせて使う方法はかなり効果的な方法だと思っています。
 そうやって、一日中、部屋を閉めきってエアコンと扇風機に頼ったところに、こもっていると、外の様子がまったくわからなくなってしまいます。ひょっとしたことで表に出てみたら表のほうが涼しかったなんて、たまにあったりします。これはしょうがないですよね。そうしょっちゅう表に出るわけにもいきませんから。

 そうそう、昨日、山形から葡萄が送られてきました。今年初物であります。ただで貰っておいてなんですが、確かに甘くておいしかったです。その時に思ったのは果物には流行り廃りが厳然としてあるということであります。デラウェアという品種の葡萄知ってますか?。透けたような薄い茶色でかなり小粒な葡萄であります。粒が小さいからとにかく食べにくいのです。それに吐き出した皮がツバが付いていて汚らしく感じてしまいます。
 昨日だったかな、近所の梨農家が作る葡萄が抜群に旨いと書きました。巨峰を初め、4種類ぐらいの品種がありますが、それらのどれもが粒が大きく食べやすいのであります。それに当然甘さもみずみずしさも充分であります。自分で金を出して葡萄を買いにいったならば、絶対にデラウェアなどを手にすることはないでしょうね。と、部外者であるウスラバカは勝手なことを言っているのだけれども、果樹というものは1年や2年で変更できるものではないという事も理解はしているのでありますが、商品を選ぶのはあくまでも消費者であるという事実ですよね。だって農家はあくまでも消費者に売るために生産しているわけでありますから。やはり、何年か先の消費動向というものを、厳しく見極めておかなければならないということなのでしょう。かなり、難しいとも思いますが。
 もう少し後の季節になりますが、ら・フランス(西洋なし)なる果物が送られてきます。食べてはおいしいのですけれども、自分ひとりでは絶対に食べたくない代物です。なんでかといいますと、皮をむくのがかなり面倒なのです。妻にでもむいてもらうならば食べてもいいですけれども、自分で皮をむいている姿を想像しただけで敬遠したくなってしまうのであります。いやはや、デラウェアと、ら・フランス(西洋なし)には申し訳ない言葉を吐いてしまったかな。ゴメンゴメン

 まったく家事から解放された土日の2日間は、瞬く間に終わってしまいました。家事仕事もそれほど嫌いではないから、仕事の気晴らしと思えば、適度に体を動かすこともできるので、結構有意義なことだと思っています。ただ、ただ、ひたすらパソコンの前にばかり、へばり付いていたからといって、いい仕事ができるとは限りません。
 特に最近は集中力というものが、あまり持続しなくて、ちょっと複雑なことを考えなければいけない時などは、すぐに逃げ出したくなってしまいます。そのような時は、すかさず席をたって台所にいって、10分も食器を洗ったりします。
 そうしますと、かなりの気分転換になるらしく先ほどのパソコンの前から逃げ出したい気持ちはすっかり消えてしまっていて、新たな気持で現在難解と思われるものに立ち向かっていけるようであります。
 これは昔から気がついていたのですが、人間の頭というのは、同時にいくつもの事を考え続けることができる、というマルチタスク仕様になっているということです。だから、その場で解決できないような処理にぶつかった時に、苦しみながら考え続けても、答えが見つからないことなんて結構あります。
 それが散歩をしている時に突然思いついて解決したり、ご飯を食べている時に浮かんだりと、まったく違う行動をしている場合でも、頭はひとつのことを無意識のなかで考え続けているような気がします。
 だから仕事の中に洗濯物干しとか、食器洗いだとかの、まったく別次元のもののタスクを、交互に織り込んでいく手法というものは、あながち間違いではないような気がするのですが。
 ほぼ毎日、ブログではない、私的な日記を書いています。ブログをまったく書かない日、まったく書けない日々でも、この私的な日記は、ほぼ毎日書き続けています。誰にも見せないものですから、何を書いてもいいわけですし、句読点がデタラメでもまったく気にする必要もないし、前後の文脈が矛盾していても気にしてはいません。時にはその日記からブログのネタを持ってくる時もありますが、基本的には誰にも決して見せないものであります。日記ってのは本来そういうものですけれどもね。
 ブログは書けば書くほど自分のバカさ加減を広く公開しているような気がして、時として滅入ってくることもあります。それでも、できるだけ正直に自分のバカを晒していこうと努力を重ねます。人間はズルい生き物です。特に私はそのズルさの塊のようなヤツでありますから、どんなことをやったって、自分を取りつくってしまっています。そんな自分に気がつくと、たまらない嫌悪感を持ってしまいます。そうすると自然ブログは書けなくなってしまうのです。
 と、書きながらも、この内容にも、なんとなく自分のアザトサを感じてしまうのでありました。
 その点、私的な日記はいいです。まったく取りつくっていないかというと、そうでもないようです。自分で書いて、自分に取りつくっている部分を多々みかけてしまいます。これには笑ってしまいますけれども。ま、それも、ありのまま自分だと思うことにしています。
 その日記に、毎日その日にやらなければいけない家事労働のリストを書き込んでいます。毎日やる家事労働ですから、毎日同じような内容になってしまうのですけれども、それでも毎日、次の日にやる家事労働のリストを書き込んでおきます。終わったら「OK」とか「完了」とか「半分終了」なんて書き込んでいきます。まったくそのような文字が書き加えられない日もあります。そういう日は大概の場合、ひどい二日酔いで死んでいたりしています。でも、まったく気にしてません。日記でもあり、予定表でもあるのですね。そうだここで云おうとしているのは、そんなことでは無かったのだ。
 布団畳む・布団を干す・食器を洗う・生ゴミを処理する・・・・・・。なんていう毎日同じようなリストを書いておかないとどういうことになるかといいますと、その一日が終わってみますと、リストを書かない日の半分のこともやれていないということであります。
 だから、前日には少々面倒でも、その日にやり残した仕事や、毎日のルーチンワークである決まりきった家事の内容を書き示すのであります。
 プログラムであれば、一度書いて実行させれば、毎日この時間にこれをやれ!なんて命令させれば済むのでありますが、ヨレヨレのポンコツ人間にはそのような高級言語はさっぱり理解できないのであります。だから、毎日のように、いや半日ごとにコマンドを書き込んでやらないと、すぐにメモリーがクリアされてしまい、まったく動作しなくなってしまうのでありました。それでも、その都度コマンドを書き込んでやれば動作するんだから、ヨシとしなければいけないのかも知れません。

 先日隣の家が外壁の塗装工事を始めたという話を書きましたが、足場を組み立てるのに、確か、午後の2時頃から初めて6時頃で終わっていますから、4時間ほどで家全部の足場を組み終えたわけであります。すごいスピードだなと感心しています。じーっと観察していたわけではないですから、何人がかりでやったのかはわかりませんけど。
 実は、つい最近まで、個人で足場を購入しようかなと考えていたことがあるのです。そうなると足場の組み方をどこかで学ばなければならないだろうとバカ頭で考えていたのです。まだ調べていませんけれどもネットのどこかに足場の組み方なんてのが、ないかなと思っているわけであります。これは私のまったくの推測ではありますが、家一棟ごと足場を組むだけで少なくても20万円から30万円位にはなるのではないかということです。それを3回やれば100万円ほどの金額になってしまいます。
 ならば、そのお金を使って足場1棟分そのものを自前で持ってしまったらどうだろうかということです。毎日少しずつなら時々手伝ってもらいながらも結構組めてしまうものではないかと考えたのであります。今のところ全体を足場で囲って何の工事をやるっていう具体的なことは思いついては、いないのでありますけれども。確かに職人さんはスゴイですけれども素人だって、ちょっと研究すればできることはたくさんあると思っています。それでどうしてもできない事だけを頼めばいいだけのことだと考えるのであります。
 隣の家の外壁はモルタル塗りですから何年かに1回は、外壁を洗浄してペンキの塗替えをしなければなりません。だから、これからも何回か足場を組んで同じような作業をしなければいけないのだろうと思います。私の家は、現代的な乾式工法ですから、そのような手間暇のかかる工法はひとつも用いていません。お風呂だってユニットバスを工場から運んできてクレーンで吊って、ドンと置いて終わりであります。建築で一番お金のかかるのは人件費なのです。だからいちいち乾くのを待って作業をするなんていう部分を極力省いてしまうわけであります。もっとスゴイのになると、各部屋をユニット化してしまって全て工場で作ってしまい、現場では積み木細工のように重ねて終わりというのもあるみたいであります。友人の話によると、朝出勤するまえに、工事の人が集まっているなと思っていたら、夕方帰宅したら、一軒の家が完全に完成した形で建っていたそうであります。私から云わせれば、それこそ私の理想に近い建築工法だと思います。でもその工法を良く考えてみると、自分でも笑ってしまうほどの貧乏人の発想であることも確かであります。



まだ、四国旅行にいけるかどうかはわからない状態なのですが、今年がダメ出会ったら来年に予定を変更しても一向に構わないということで、少しずつ研究だけは続けることにしました。まずは地理の勉強はやっておいたほうがいいということで、「GIGAマップルでっか字四国道路地図
」なるものを購入して暇な時に眺めています。脈絡なく適当なページを開いて眺めていても、結構自分の頭のなかに、四国全体の地図の線が結べるようになるもんなんですね。これには少々驚いてしまいました。新しい発見であります。
 冊子になっている地図もいいけども、一枚で四国全体がでているのも欲しいです。ただAmazonでは見つけることができなかった。神田の本屋街にある地図専門店にいけば簡単に見つかるだろうと思うけど、この暑さの中でたった1枚の地図を求めてでかける気はまったくありませんね。でも1枚ものの地図2セットは欲しいですね。一枚には詳細なメモを書き込んで、もう一枚は壁に貼って、毎日眺めていれば結構雰囲気が盛り上がってくるような気がします。

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