2013年8月7日水曜日

いつもいるのに、いぬ(犬)ってかぁの巻 written by Keiji

  また、ふざけたタイトルを書いて。もしも犬がしゃべったら、何かを書くんだろう? って、違うもん。今回はチャンとした犬のネームだ。あなたは犬派か猫派か? なんていうのがあったよネ。犬か猫か、どっちが好きかってことなんだけど、そんなこと聞かれたらオラは答える、チト考えたフリをして。「はい、私は犬でも猫でもないです。ヤギ派です」って。他にも、俺はヘビ派とか、私は魚派とか、う~んロバ派かな、っていう人もいるかも(いないか)。でも、実家の庭が草がぼうぼうで、かるのもメンドウで暑いしそのまま放置していたら、厳格な母が「あんた、暇なんだから庭の草取りをしなさい」なんて、言うから、蚊が多いからマラリアにでもなったら大変だし、バアにも迷惑かけるからとかなんとか誤魔化した。でも、家に帰って来て、ふと頭をよぎることが……。そうだ、あの庭の草をなくすにはヤギさんを飼えばいいんだと。餌もいらないし、小さな小屋でも建ててだ。庭の草がなくなれば、近所にはいくらでも草が生えている。それに、犬の散歩よりヤギさんの散歩の方がインパクトがあるべ、と思った。早速、兄に☎を「草取りにヤギを飼うのはどうかネ。3万ぐらいから売ってるヨ(ネットで調べたもん)」と、出た兄は軽く「お前、またバカなこと考えているな。ヤギなんか飼ったらバアちゃんが何ていうのか、分かってんでしょ」だって(これ本当です)。確かに兄は冷静だ。母は動物が苦手だった。5月の連休にオラが内緒で、小さな水槽とメダカ5匹を買って、母に、これから可愛い5匹のメダカの世話をしなネ。と言ったら「お前はバカか、自分の世話も出来なくてヘルパーさんに来てもらっているのに、真っ平ごめんだヨ」だって。言ってることは正しいけど、メダカの世話だヨ。水換えはオラが、と言っていたのに、思っていた反応だった。でも、メダカさん達は、夏バテもせずに元気に水槽の中をスィ、スィと泳いでいます。親までもオラのことバカ呼ばわりだ。バカを生んだのはお前だろう、と言おうとしたけど100倍返しの言葉が返ってきそうなのでヤメておいた。でも、リードを付けて近所を、ヤギさんを連れて散歩したら面白いと思いませんか。犬よりも大きいし、普段あまり見かけないから、会った人の反応もどうなのか? 「あら、珍しいワンちゃんネ。種類はなんていうの?」って、ヤギと思わずに犬と間違える、オバちゃんなんかもいそうな気がする(いないか)。

そこで、犬のネームでした。オラの家にも小学生から高校まで犬を飼っていた。13年間で5匹ぐらいだったかな? 代々、名前はコロに決まっていたんだ。親戚からもらったコッカ・スパニエル以外は全て雑種だ。今や雑種はミックスなんて呼ばれているけど、それは柴やシーズなどのミックスのことで、なんらかの血筋(血統)がある犬でしょ。オラの飼っていた犬は、雑種の雑種でネイティブな本当の雑種。毛の柄も黒と茶、白と茶とかで耳がたれて、尻尾も丸い中型までの犬だ。でも、人なっつこいので飼うにはラクちん。当時は餌もみそ汁と残りご飯少々、みそ汁の出汁には煮干しを使っていたからOKなんだヨ。たまに、アジのひらきやサンマをあげると、ちぎれるほど尻尾をふって喜んでいたんだ、オラみたく分かりやすい性格なんだ、雑種犬は。でも、悲しいこともあった。いつのまにか子犬が生まれて、段ボールに入れたりして子犬を見ているとメンコイ(可愛い)んだヨ。可愛くて学校から帰ると、すぐに子犬を見るのが日課だったんだ。数日たったある日、段ボールもなく子犬もいない。オラは母に聞いた「子犬どうしたんだ」と、母が「あっ、子犬は保健所の人に持っててもらったヨ」と、その言葉を聞いて悲しくて、悲しくて夕ご飯も食べられなかったんだ。そんな簡単に言うなよ、と思ったが、母のドライな性格は88歳になる、今年も変わっていない。この時は、普段あまり感情を表に出さないネーちゃんも一緒に泣いてくれたんだ。何匹もの犬を飼っていたが、今でも犬に悪いことをしたなと思うことが……。高校2~3年の頃だった、飼っていたコロは歳もとってきて、散歩もいやがっていた。庭に繋ぎぱなしだった。学校から帰り、コロ元気かと声をかけると「ワン」と、小さな声で鳴く。数日後、クォ~ン、クォ~ンと鳴くので、どうしたのかとリードをハズしてあげたんだ。丘の林のほうへ走って行った、それから2~3日しても帰って来なかったんだ。待っていたんだけど。コロは自分で死ぬ場所を見つけて、オラ達に迷惑をかけないようにと、自分(犬ネ)で決着をつけたんだと思った。その時のことを思い出すと、今でもダメだウルウルしてネ。でも、犬は可愛い、自分に正直に生きているような気がする。うれしければ尻尾をふって、怒ってる時は牙を出して吠える、分かりやすい動物だネ。オラは人間以外の動植物は大好きなんだ。昆虫も花も木もネ。猫のチト好きなとこは、逃げても途中で立ち止まり、必ず1回振り返り見るところだ。逃げるならサッサッと逃げればと思うが、違うんだよネ。今度、猫と会ったら追うふりをしてみて、その行動を確認して下さい。面白いから。カミサンの実家の近所に、2年前から犬がやってきた。種類は忘れちまったが、ヒツジを追う牧羊犬だ。その犬には来た時から軽く挨拶はしていたんだ。3日前、奥さんが庭にいたのでオラが犬、かまってもいい? と聞くと「大丈夫、怖くない」と、オラは全然平気ですヨ。だって1回も吠えられたことがないしと。まずは、拳を丸めて低姿勢に、犬の反応を見る、拳の臭いを嗅いで下でぺロリと舐めました。ここまでくれば大丈夫。撫でてあげると、うれしさのあまりお腹まで見せて喜んだ。「私だって、そこまで出来ないのにスゴイのネ」だって。この犬は中型犬だけど、人のゆうことを聞くようにつくられた犬種だから、人間には絶対服従するようになっているんだ。でも、犬って不思議。嫌いな人はすぐ分かるようだ、なかなかなつかないことが多い。カミサンは犬が苦手なので、犬も分かるのかカミサンの近くにはいかないことが多い。今、住んでいるとこはペット禁止だ。飼ってみたい犬は、アラスカン・マラミュートと甲斐犬かな。また、犬を飼ってみたいと思った、夕方でも気温が高い日でした。今回もイメージフォトです。

written by Keiji


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