2009年4月23日木曜日

キャンプの準備

 銀マットの威力に気づいたのはかなり前のことです。それまでみんながキャンプで銀マットを使っているから、何気なく真似して使っていたに過ぎませんでした。それにその頃は子供達も小さかったのでキャンプに行く季節は暖かい時期ばっかりを選んでましたから、銀マットのすごさなんて別段感じることがありませんでした。

 あれはたしか晩秋に奥会津の紅葉を見ようと2家族で出かけたときであります。その時はすでにかなりの寒さを予感できたのでテントの用意はしていかず、すべて車中泊ということでありました。
 夕方になりご飯を食べようとなりました。予想どおりに辺りはかなり冷え込み寒いです。しかし、それぞれの車に閉じこもって食べるのもなんだか味気ないということで、表に出て一緒にということになりました。
 その頃はまだキャンプをやり始めた頃だったので椅子もテーブルも用意していませんでした。そこで立って食べるわけにはいかず、何故か私は銀マット1枚だけを持っていっていたので、それを敷いて座ったのです。
 何も期待してたわけでは無かったのですが、座って見てびっくりです。地べたの冷えを遮断してくれるだけでなく、暖かさを感じたのです。これには驚きました。あの発見以来銀マットを買い足しました。そんなにびっくりするような値段ではなく、ダメになればすぐに買い換えてきたのです。
 どこで見たのかど忘れしてしまいましたが、東北を訪ねた時にコタツの下に銀マットを敷いていたのを発見して、これはかなり効果があるだろうなとおおいに納得した覚えがあります。聞いたところによるとその地方のホームセンターには普通にコタツの下敷き用ということで売られているということです。

 今回大げさキャンプの準備をしていて思ったのですが、確かに銀マットは驚異的に暖かくて助かるのでありますが、ひとつ欠点があります。それは嵩張るってことです。重くは無いので荷物の上に放り投げておけばいいのですが、私の持ってるのは900円ぐらいの安物ですから丸めるしかなく、これが3つともなると。邪魔でしょうがありません。ここはひとつエアマットなるものを試してみるのも悪くはないかなと思う今日この頃であります。

 キャンプの準備はかなり進みました。といっても仕事の合間にきまぐれに道具を引っ張り出してきて、点検をしたり入れ替えたりをしているだけですから、のんびりしたものです。それに体力がないから一気にとはいかない個人的な事情もあるのです。ひとつ運んでは仕事をしたり、読書をしたりと誤魔化します。
 それにある程度まで積み込みが終わったと思ったら別の大物の荷物が登場してきまして、このままでは狭い荷室に収まらないなんていう問題がでてきます。そうなるとこれまで積んだ荷物を下ろして積み替え作業をやり直すということもやらなくてはいけませんから、結構疲れます。

 道具類はこれまでの揃えたものを積む場所を考えて積み込んでいけば済むのですが、悩ましいのは食料品であります。何を持っていくかを考えるだけで頭が痛くなります。普段から料理なるものを作っていてレパートリーが広いっていう人なら何等悩むこともないのでしょうけれども。なにせ3つぐらいの料理ぐらいしか作れない情けない男でありますから。
 そこでここは考えないことにしました。米・味噌・醤油の基本食料と調味料だけを積み込んで、後は全て現地調達ということにすることにした。
 キャンプ場に着くまでの道中はコンビニとファミレスだけにしようと思っています。今回は荷物が多いのでいちいち作るなんて面倒でしょうがありません。そう考えると随分と気が楽になります。
 この一文を書いていてキャンプをやり始めた頃を思い出しました。何も無いところに行くということは、食料品をがっちり持っていかなければ餓死してしまうのではないかという恐怖心があったのです。
 人間1日や2日喰わなくても死ぬなんてことは決して無いのにどうしてもそう思ってしまうのですね。だから出かける前に近所のスーパーに行ってあれもこれもと過剰に食料品を買っていたのです。それから酒もそうですね。酒が途中で足りなくなったらどこでも調達できないからと思ってやはり過剰に積み込んでいました。当時はコンビニはほとんど無くてまして田舎ではほとんど見かけることはなかったので、より過剰に反応したのだと思います。
 もはやコンビニに行けばアウトドア生活に必要な食料品は全部揃ってしまいます。逆にいうと、都会生活者はコンビニによってアウトドアと似たような食生活を送っているともいえます。
 もっともどんなアウトドア生活をするかによってだいぶ違ってきますけど。何にも縛られないのだから、日がな一日燻製を作ったり、山菜を採ってきて料理をしたり、岩魚や山女を釣って焚火料理を堪能したりと、食の贅沢に凝るというキャンプもいいですね。ちょっとだけやって見ようかなとも思っています。
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