2009年4月21日火曜日

久しぶりに大げさなキャンプをしてみるか

 ここ数年は、家族で行く以外は車中泊でのキャンプが多い。いかに簡単なテントでも張るのが面倒になってしまっている。出かける前に後部座席をフラットにしてしまって、寝袋を広げていつでも転がれるようにしておくと気が楽だし、テントよりも数倍快適であるから自然そのようになってしまった。宿泊の場所を選ぶのも簡単でいいから時間に縛られることもないしお金もほとんどかからない。宿泊の場所ではなく、酒を呑む場所を選ぶことになる、海を見ながら呑みたいなとか、森の中がいいなといった案配です。酔ったらすぐに寝袋にくるまることになる。これを数日繰り返すと目覚めた時に、一瞬「ここはどこ?」って昨夜の記憶をたどることになってしまう。
 しかし、たまには地べたに近いところに転がって寝るというのも悪くないと思い直した。きっちりとテントを張って、道具を揃え、焚火をやり料理も作り酒を呑むという正当派のキャンプを忘れてしまってはいけないような気がしてきた。
Coleman(コールマン) コネクティング ドーム システム+【リバーシブルテントランタン7w】セット
Coleman(コールマン) コネクティング ドーム システム+【リバーシブルテントランタン7w】セット
 

 そこでそれなりの準備を進めてきたのだ。これほど大げさなテントは無いってぐらいのものも購入したのだ。これいつ買ったんだっけ、梱包用の段ボールから出すには出したのだがまだ一度も中味を確認していない。本当は現地に行く前に一度張ってみて様子を見るのが最良なのだが、なにせあまり大きいので試す場所がないし、面倒です。張るのも面倒だけど撤収するのは更に面倒です。大げさなキャンプには大量の道具がいる。それに耐えられる体力もいる。これらの道具を持ってえっちらおっちら出かけていって、1日2日のキャンプでは最初から気持ちが萎えてしまう。設営と撤収だけで多大な時間を取られてしまう。

 ん?俺なにをごちょごちょいってるんだろか。本当は大げささキャンプのために用意した道具を前にしてたじろいでいるのであります。

 これらの道具を車に積み込むのも大変だ。いくら旨く積み込んだところで自分一人の寝場所は多分確保できない。そうなると目指すキャンプ場に一気に行かなければならない。これが一番嫌なのです。目的地を目指して一目参ってのが我慢ならないのです。
 一般道をノタノタモタモタ走って、「あれ?あれはなんだ」なんて限りなく道草を食ったり、読書をしたり昼寝をしたりして道中を目一杯楽しみたいのであります。

 今回は大げさなことをやめて、いつもどおりの限りなくいい加減なキャンプにしておこうかな。
 まだ迷っている。せっかく揃えた道具が勿体ないではないかという声がどこかから聞こえてくる。うーーん悩ましいな。

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