夏の思い出
(1) 夏が来れば 思い出す
遥かな尾瀬 遠い空
霧の中に 浮かび来る
優しい影 野の小道
水芭蕉の花が 咲いている
夢見て咲いている 水のほとり
石楠花(シャクナゲ)色に 黄昏(タソガレ)る
遥かな尾瀬 遠い空
(2) 夏が来れば 思い出す
遥かな尾瀬 野の旅よ
花の中に そよそよと
ゆれゆれる 浮き島よ
水芭蕉の花が 匂っている
夢見て匂っている 水のほとり
まなこつぶれば なつかしい
遥かな尾瀬 遠い空
かなり前のことですが、そうですね15年ほど前ぐらいでしょうか檜枝岐村の中土合公園の駐車場で車中泊をしておりましたところ、朝の6時頃に突然、村中響き渡るようなバカデカ音でこの曲が流れだしたのを思い出します。
前日の夕方に現地ついて、そのまま小さな宴会に突入してそのまま寝てしまいましたので、そこに防災無線スピーカーがあるとことにまったく気づかなかったのです。
よりにもよってそのスピーカーの真下に寝ていたのですあります。前の晩に少し酒を過ごしてしまって二日酔い気味の寝惚け頭には、いったい今、何が起きたのか俄かには判断がつかなかったのです。少し時間が経過してきて、ようやく自分の置かれている状況を判断できるようになりましたが、あまりにも唐突だったた出来事に笑ってしまったのであります。
現在でもなぜバカデカ音の「夏の思い出」が流されているのかは不明であります。同じ車中泊をするにしても、しやすい場所がたくさんできたからであります。
バカデカ音の「夏の思い出」に何の意味があったのか今もって不明なのであります。「村中の皆さん6時です、早く起きてお仕事してくださいよ」っていってるのか、「宿泊者の皆さん早く起きてとっとと尾瀬にでも、どこへでも出かけてくださいよ」って促しているか、それとも「”夏の思い出”は村のシンボルです。忘れないようにしてくださいよ、さあ皆さんご唱和お願いします」っていってるのか。うーーーん
いくら名曲だって毎日毎日バカデカ音で聞かされたひには絶対いやになってしまいますよね。でも村の担当者の星君または平野君もしくは橘さんは最高の行政サ-ビスだと思っているのかも知れませんね。(星・平野・橘さんが多分村の大半を占めているからこれでいいのだ。)
そのバカデカ音の「夏の思い出」が本当に私のある「夏の思い出」になってしまいました。ウマイ!!
と茶化して書いたのだが、実は私の住んでいるところでも午後5時になると防災無線スピーカーからイボヂでは無かった「家路」が流れてくるのです。6年ほど前にその場所から引っ越しまして、最近はあまり聞こえなくなりますたが、以前住んでいたところは、やはり防災スピーカーの間近(10mぐらい)にあって、これの強力バカデカ音には辟易しました。それが「家路」だけではなく、「選挙にいけよ、光化学スモッグ注意報が発令されたぞ、光化学スモッグ注意報が解除されたぞ、歯を磨け、風呂に入れよ、ウンコ忘れるな」だのと、とにかく煩いのでありました。やれやれ。
あれ?「疣痔」じゃない「家路」って何の曲に含まれていましたっけ。いかんど忘れしてしもうた。ドボルザークだっけ。ここまで思い出したけど。ドボルザークのなんていう交響曲だったか交響詩だったか、まったく思い出せない。確かアメリカかに亡命して故郷を想って書いた曲だと。まったく見当はずれかな。頭が「疣痔」に占領されているようだ。ま、いいや。
現在住んでいる場所では、風の向きによって隣町から「よい子の住んでる良い町は・・・」ってのが聞こえてくる時があります。「よい子が住んでる町ってどういう町なんだ。とか楽しい町ってそこかい」なんて一人毒づいているのであります。
「よい子の皆さん5時になりました。お家にかえりましょう・・・・」だのとこのスピーカーもとにかく煩いようです。
あれ?よい子の住んでる良い町はってなんの曲だっけ。楽しい楽しい歌の町って続くんですよね。歌の町なんて煩いだけでちいっとも楽しくないと想うだけどな。
ついでだからもうひとつ、七入オートキャンプ場で聞きたい曲はスメタナのモルドー(モルダウかな?)ですね。それも晩秋で後何日かで初雪が降りそうというぐらいの時期に枯葉が風に吹かれて乱舞しているような状況のなかで聞いて見たいですね。もちろん村の防災無線スピーカーでないやつでですね。
調べたらB.スメタナ作曲、連作交響詩「わが祖国」の第2曲の「モルダウ」が正しい見たいですね。モルダウここをクリックするといきなりモルダウが流れますから注意してくださいね。聞きたいのはこれと違って、やはりオーケストラで演奏しているやつですね。
そうかわかった!ここに前述した曲のAmazonのバナーリンクを貼り付けなければいいんだ
結構こすからいようだけど、そしたら誰か間違ってここから購入してくれるかも知れないじゃないですか。でもまだドボルザークの曲が思い出せないんだけどな。ま、いいやダメモトだもんね。手間暇をおしまいのが信条ですからね。
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