旅する人のエラサの方程式
無視したからといって、決して馬鹿にしているわけではありませんよ。むしろその逆で尊敬し、かつ憧れてさえしているのであります。
観光バスよりは乗用車のほうがエライです。乗用車よりはバイクの方がエライです。バイクよりは自転車のほうが100倍ぐらいエライです。自転車よりも10000倍ぐらいエライのは徒歩で旅している方です。これが私の旅する人のエラサの方程式なのであります。
この方程式は豊かさの方程式に置き換えて使用することもできます。歩いて旅する人には潤沢な時間というものがあります。自分の足で踏みしめるように歩くことによって訪れる街との会話があり、風景や風俗や文化との対話があるのです。
車を使って日本一周をやったからって、誰も誉めてはくれません。自慢もできません。せいぜい無駄なガソリンを使いやがってと思われるのが関の山です。でも歩いて日本1周をやったといったら話がまるで違ってきます。おおいに自慢をしていいと思います。少なくても私は絶賛します。そして生ビール3杯と座布団20枚ぐらいは即座に差しあげてしまいます。
車中泊者の私は、自転車や徒歩で旅する人を稀にですけれども見かけます。最初こんな雨の日に大変だなと思っていました。たぶん、その歩き旅や自転車による旅行者を、自動車というまったく自分の力ではなくとてつもないパワーを秘めている機械を使ってたんに走り回っているだけの自分なのに、不遜にも心のどこかで彼等を哀れみの目で眺めていたのでしょう。本当に馬鹿だったと思います。
でも旅を重ねるごとに、本当は彼等が一番贅沢で豊な旅を続けていることに気づかされたのであります。今では歩き旅にこよなく憧れてしまっています。持ち物はどれがいいのか、スニーカーだって破れてしまうから予備は必要か、野宿に適したテントはシュラフはと考え始めると胸がワクワクしてしまって眠れなくなってしまいます。それにしては朝のウォーキングの10000歩を歩けなくてヒイヒイしているのですけれども。それでも想像で遊ぶっていいですね。お金もかからないし。
そういえば檜枝岐七入オートキャンプ場では自転車の駐車料は一日200円です。徒歩っていうのは料金表にありませんでした。他に一人500円の利用料です。自転車の場合は一日の利用料は合計700円ですね。徒歩の場合は500円ぽっきりかな?
話はまたまた離れていくけども、最近知ったのですが
バイク旅するひと=ライダー、自転車で旅するひと=チャリダー、歩いて旅するひと=トホダー
というのだそうです。うまいなぁ座布団3枚だな。
ついでにもうひとつ道の駅とか公園の駐車場に車中泊することをPキャンプというのだそうです。これもうまいなぁ。座布団2枚だね。
うーーんまたしてもこのページの本題から大幅にずれてしまったな。さてそろそろ本題に戻りましょうか。
ガソリンスタンド
七入オートキャンプ場にて一番近くにあるガソリンスタンドは村内にあります、檜枝岐SS JA檜枝岐村となります。
店名:桧枝岐SS / JA桧枝岐村
所在地:〒967-0525 福島県 南会津郡檜枝岐村 下ノ原871
店頭価格看板:なし
都会のガソリンスタンド激戦区と比較すればちょっと高いです。先日のキャンプで行ったときは私が普段入れているオートスタンドよりは10円ほど高かったです。クレジットカードが使用できます。これまでの経験からすると山間部のガソリンスタンドではクレジットカードが使えないってところが多いです。使えるけども高くなりますよってところもありました。伊南村にあるスタンドでありました。普通クレジットカードで入れると安くなるんですけれどもね。
普段ガソリンの値段が1円でも2円でも安いスタンドを探していれています。ですから、山間部は高いのがわかっていますから檜枝岐村等に行くときは、あらかじめ面倒でも宇都宮あたりの激戦区スタンドで満タンにして出かけ帰りも激戦区で補充するようにしていました。
そうだそうだ、それが正解だと思っていました。でも最近ちょっと考えが変わってきました。50リッター入れてリッター10円高くてもその差額たったの500円ほどであります。だったら過疎地で頑張っているスタンドを応援する気持ち、訪れる先の地元を応援することが大事なのではないかと思い、なるべく地元のスタンドで入れるようになってきたのです。
そんなこといっても屁のつっぱりにもなりませんが。でもこれが正しい人間の生き方なのだと思っています。(なんだかな。)
それから、過疎地を旅する場合に注意しなければいけないのは、土日祭日がお休みなんていうスタンド実際にあるということです。最初に北海道旅行した時にガソリンがかなり少なくなっていて焦っていたのですが、田舎にいくとなかなかガソリンスタンドが見つかりません。やっと見つけてほっとしたら、なんと日曜日お休みでありました。当時はカーナビもありませんでしたから、どこにスタンドがあるのか見当もつきませんでした。3件目ほどでようやく補給できてほっとした覚えがあります。田舎のスタンドは平気で土日祭日は休みところが多いですから注意が必要です。
さて肝心の桧枝岐SSはどうかといいますと、さすがに観光立村を目指しているだけあって土日祭日は営業をしていました。結構エライのだ。
食料品その他の買い出し
JA会津みなみ檜枝岐支店
住所: 福島県南会津郡檜枝岐村下ノ原871
桧枝岐村農業協同組合
住所: 福島県南会津郡檜枝岐村下ノ原871
電話:0241-75-2262(FAX)
この地図では桧枝岐村農業協同組合にぴったり合致するものがありませんでした。もっと詳しく見る場合はgoogleマップでどうぞ。上の地図の標題になっております、檜枝岐村特産品センターは潰れたのかも知れません。
買い物できるところは桧枝岐村農業協同組合の2階にあります。何の予備知識なしですと見逃してしまいます。檜枝岐村に行き始めたころに、この村の人たちは一体何を食べて生きているのか不思議でありました。村のなかには2軒ほどの酒屋さんはありますが、ひとつも食料品を販売しているところが見あたらなかったのです。まさかこの村の人たちは酒ばっかし呑んで暮らしているわけでもあるまいとは思いましたが。
それからしばらくして隣の伊南村のなかにスーパーマーケットを発見したのです。ここはそこそこに品数も揃っていて重宝していたのです。檜枝岐村からただただ道なりに伊南川に沿って25分ほど車で下りたところにありました。名前は失念してしまいましたが、主にそのスーパーを利用しており、檜枝岐村農協の売店はほとんど使いませんでした。
今年(2008年)の5月に例によってそこで買い物をしてから檜枝岐村に向かおうと思って会津田島まわりで行ったのですが、なんとあろうことか廃業しておりました。そこで最後の頼みの檜枝岐村の農協の2階にある購買部をうん十年ぶりに利用したのでありました。
まさかこんな山奥まできて海の魚を食べようとは思わないでしょ。山にきたら山のものを食べるようにしてくださいね。海のものが無いことはないですよ。ほとんどがカチカチの冷凍になっていますけど。先日はイカ刺し3パックを見つけましたけど。パスしました。
野菜は結構掘り出しものを見つけることができます。タイミングの問題もあるでしょうけれども。全般的に品揃えは悪いですけれど、それを望んではいけないような気がします。他に炭とか氷りとか調味料・インスタント・レトルト食品・菓子類等々揃ってはいます。しかし、スーパーマーケットではありませんから。
村の人たちは休日などを利用して会津田島もしくは会津若松ぐらいまでに足を伸ばして買い物に行くそうであります。源氏追撃から逃れてはるばるこの地に来たときよりは格段に道路事情というものが良くなっていますからね。自然そうなってしまいますよね。
でも本格的に高齢化社会を迎えて運転ができなくなってしまったらどうなるのでしょうか。ま、そこまで部外者の私が心配することでもないか。
トラベリング・ウィルベリーズ
1988年結成のバンドです。最近はまっています。詳細はトラベリング・ウィルベリーズでどうぞ。
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